「深呼吸のレッスン」森田愛子（呼吸整体師）著

　笛を始めて以来、改めて自分の身の程知らずさを知った。この場合の身というのは、身分とか能力とかの意ではなくて、字のまま「身体」という意味。身体を使うこと、つまり立つ、歩くなどの動作はもちろん、肝心な呼吸一つまともにできない。しかし呼吸を見直し、呼吸を整えていくことで、徐々に笛も自然（身体）と調和しつつある、ような気がする。生きているということは、息をしているということ。久しぶりにわたくしの座右の銘の一つも思い出した。「身も心も頭も尻も軽々と」
参考サイト　K-Raku Style　森田愛子さんの顔つきがいい。キリッとしている。