京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

散歩道

近衛邸跡

近隣では一番最初に咲く、御所の近衛邸跡のしだれ桜は、満開〜。花見客も満員。 紅しだれは、まだ蕾固し。しかしこの陽気は続きそうやから、ソメイヨシノとともに、3月中に満開になるだろう。入学式、入社式にはあいにく散り初めか。

春琴堂書店

えらいこっちゃ。春琴堂さんが3月末で閉めはる。 その件についての、京都新聞の記事はこちら。 あー、寂しい。 仕事で毎年夏に図書カード数十枚を注文していたが、上の記事をみて、時期は早いが慌てて今日注文しに行った。いつものように無理をきいてもらい…

東寺

東寺の五重塔は、これまで新幹線の車窓から見るばかりだったが、今日は京都マラソンのために事前に市民新聞上で市バスの無料券が配布されており、なおかつ晴天なり、という絶好の機会を得て境内へでかけた。丁度、京の冬の旅・特別拝観で五重塔内に入れる時…

鴨川

昼間の、まぶしい陽光。丸太町橋から下流(南)を眺む。 同日昼、二条橋より上流(北)を眺む。上と同じ鴨川のほぼ同じ場所やで。

縞々

平行でいこう。交わる必要がない。

蝋梅

疎水脇の御宅の蝋梅。甘やかな香りに誘われる。付近では最も古い洋館風の御宅で、通りに面した二階の窓にはステンドグラスが入っている。素敵。ある日、住人の年配の男性が御宅から出て来られて少し立ち話をしていたら「ウチの息子の嫁にどうか?」との軽い…

茜龍

茜色の蛇腹をみせて、雲龍が昇っていく。夜半には月に届くか。

街灯

遠い灯に 寄せる想いで 温まる

台風一過

一夜の睡眠不足から回復するのに三夜くらいかかり、やっと日常のリズムを取り戻したかと思いきや、昨夜の台風は凄かった。木造のウチがガタガタ揺れて、またもやあんまり寝られへんかった。京都に居てこれほどの暴風を受けたのは、人生初だ。今朝、ゴンタさ…

気になるザクロ

本満寺さんの境内に、照りの良い立派なザクロが鈴なり。小学生の頃、町内の耳鼻科医院の前に停めてある車のボンネットに登って、ザクロを採って味見した事を、毎年この時期になると思い出す。なんでもザクロの実は人間の肉の味がする、というとんでもない情…

鴨川納涼2017

当日は雷雨でどうなることかと思ったが、丁度わたくしたち京都横笛会かぐや姫連中の演奏前から空が安定し、無事終えた。今回の演奏会及びその稽古での改良点は、指の力感。ギュウっと押さえつけると折角の管(笛)の響きまで押さえつけてしまう。管を軽く持…

蓮を見ると、先日来亡くなった身近な人たちや犬たちも、もうあの世でこの花びらに包まれているかしら、と思う。 蓮の葉の上をひらひら舞っているのかしら、と想像してみる。 そしてこの世での縁を色々と思い返している。 また会いたいなぁと思う。

菩提樹

真如堂の菩提樹の花が咲いた、と昨日の京都新聞の記事にあった。丁度2週間前に東京の同僚と訪れた時には、無数の蕾がついていたものだ。写真は母校の正門脇の菩提樹。なるほどこちらも満開で芳しい香りが漂っている。在学中は学内の木々に思いを寄せた記憶…

京都観光

東京の同僚を案内して、無鄰菴(むりんあん/山県有朋別荘)に初めて入った。新緑が勢ぞろいし、ハナショウブが燐として咲いていた。深呼吸〜。京都には珍しく爽やかな晴天の休日で、梅雨入り前の絶好の日和。 今回のコースをメモ。移動はバス、地下鉄、徒歩…

太薔薇

キンチャンセンセのとこのバラ。中年太りして重たいほど咲いている。太いハラ(腹)、ならぬ太いバラ(薔薇)。

広島出張

約三日間、広島へ出張る。 平和記念公園付近を訪れるのは実に中学の修学旅行以来、35年ぶり位か。その間原爆ドームが世界遺産になったりで、周囲は整備が進んでいた。資料館も新しくなっており、映像がメインになっていた。また入館者の半数以上は海外からの…

萌えのこみち

染井吉野が散った途端、緑が目に飛び込んできた。美術館の裏庭の藤棚には、黄緑色の数珠玉のような無数の蕾をつけた花房が伸びている。 同じく美術館裏の小路は、ゴン太さんとの散歩みち。萌え〜萌え〜とつぶやきながら、歩く。右手の動物園内の動物たちも萌…

豊満な星々

定点観測。夕暮れの熊野橋より東山、疎水上流を眺む。 染井吉野は散ってしまったが、跡に桜色の無数の星々が浮かぶ宇宙が出現した。 染井吉野に替わり豊満な八重桜が盛りに。 一日だけでいいから、こんなボインとぷりぷりのお尻になってみたいワ〜。

桜のこみち

延々、桜。桜のトンネル内で花吹雪が舞う。なんだか気ぃがヘンになりそう。 最近建った億ション全景。 ウワサによるとその最高販売価格は、ジャンボ宝くじの1等が当たっても足りひんらしい。 もう完全にやる気、失くすワ。何のやる気か知らんけど。 ほんで買…

花見

一列横座で一列の桜を愛でる、可愛らしいお嬢さんたち。ピーチクパーチク、スズメたちがさえずっているよう。 一面の薄桃色の中で、ひときわ白く光る桜。 桜餅の香り高い。

熊野橋にて

定点観測。春の嵐に耐え忍びつつ、濡れそぼつ染井吉野。一層桜色づき、妖艶に匂いたつ。

疎水べり

大幅に改装した京都会館だが、周囲の桜は元のまま今年も美事に咲いて、周辺の学校の卒業式や入学式を祝っている。十石船は今年は心なしか、去年よりスピードが速い。特に満開になり乗船客が増えてからは、ぶっ飛ばしてやしないか?熊野橋にて 定点観測。土日…

花見団子

花より団子の絵。 桜、雪柳、青柳

熊野橋にて

定点観測。満開近し、今が見頃。 それにしても京都市内の疎水沿い、川沿いと、水辺は延々、桜、桜、桜、桜、桜。 桜で満腹、桜色のゲップが出そう。

熊野橋にて

定点観測。清明節の本日、まさに万物に清朗な気がみなぎっている。 一層、桃色のもやもや〜ん度、アップ!

熊野橋にて

数年がかりで掛け替えられた熊野橋より、疎水上流から東山を眺む。 本日の疎水脇は、ソメイヨシノの蕾ふくらみ、もやもやーんと桃色がかっている。

しだれ桜始めました

朝の本満寺さんのしだれ桜。朝っぱらから花見客多し。ごくろーはんなこっちゃ。 わたくしは出町柳から叡電でニノ瀬へ。森林作業セミナーの閉講式と餅つき。お宮さん脇の杉の大木が二本も根こそぎ境内に倒れていてビックリ。しかし玉垣の一部や石燈篭が共倒れ…

近衛邸跡

近衛邸跡のしだれ桜は、五部咲きくらいか。

桃の節句

桃の節句には、桃が咲く。いや、桃が咲く時期やから桃の節句か。自然=身体の営みを基準に生活するのが、普通。 それにしても稀勢の里関の動物的な回復力。千秋楽の取り組みを採ってみてもそうだが、彼の相撲人生そのものに感動する。涙を流しているのを見る…

御所・梅林

妖気じゃなくて陽気と香りに誘われて、気がつくと梅林に居た。散り初めの今頃が、最も香りがたつような気がする。散ってしまう前に、花粉を運んでくれる虫を誘っているのだろう。とするとわたくしは虫の類か。