京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

さくら報

 あさっての散歩部、出発地付近。
 いい感じに咲き始めている染井吉野
 
 しの笛の演奏(音)をもって聴衆とコミュニケーションをとる場合は、別に顔を正面に向けていなくても全然問題無いのであった。過去の職業柄、顔の表情をもって言いたいことを伝えてもいたので、ついつい相手と正対してしまう。この癖が抜けないから、しの笛を吹く時にも、わざわざ右腕を外側もしくは後ろへ引いて頭を正面に向けていた。おまけに左手も唄口に向かってではなく、管尻に向かって押していた。だから、右腕の二頭筋を引っ張り過ぎて痛かったのかもしれない。負担かけてたなぁ。先生の指摘通り、右腕を身体の正面近くの位置にもってくる方が随分と楽で力も抜け易いことがわかった。有り難し。
 とにかく、楽器演奏の場合は別にわたくしの顔を見てもらうわけではないから、頭や視線は真正面を向く必要はないのである。笛を構えた時の全身の体幹に連動させればよい。竹の音さえ届けばよい。