京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

履き物

 今年も半分過ぎた。新しいサンダルを買った。
 若い頃、夏の短期アルバイト先に白い紐靴を履いて行った。お客さん商売で、顧客担当者への取次ぎのためにフロアを動き回るのも仕事の一つだったので、歩き易い靴を選んだのだ。しかし帰り際に上司に呼びとめられ、ヤツが言うには「こみちさん、明日から運動靴はやめといてくれるか?」だと。めんどうくさいので「ハイ、わかりました。さいなら」と即答してさっさと帰宅したが、内心、わたくしの隣の席に座っている女性社員は、つっかけを履いてはりますよ?運動靴がアカンかって、つっかけなら良い、とは、わたくしにはここの会社の履き物についての判断基準がさっぱりわかりまへん、ということだった。後日こっそり尋ねてみると、そのつっかけは、当時流行っていた(らしい)ミュール、とやらだったらしい。しかし、どう見てもつっかけにしか見えへんかったで、あれは。