京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

2015-01-01から1年間の記事一覧

秋の薔薇

昼の散歩コース、岡崎公園付近の邸宅に、今の季節にも美しい薔薇が咲かせてある。ええ香り〜。生花の薔薇の香りがすると、まるで蝶のようにひらひらと寄っていってしまう。 画面をこすってみてください。香りが漂います。ウソです。

奈良の空

奈良駅からぶらぶら歩いてふと目を上げると、そこらじゅうに五重の塔なんかがにょきにょき立っている。 工芸館の前には笛を吹く少女と鹿の像が。 わたくしも笛を吹きに来た。 空が広くて青い。

横笛会京都教室発表会談

四半世紀ぶりに袴を着けて、稽古を始めて以来初の和装で演奏した。そして帯で身体を巻く方がすこぶる吹き易く、呼吸が安定することを体感した。今後は演奏の時はなるべく着物を着よう。その発見は良かったのだが、一曲目の笛吹童子は吹き始めるなり左の鼻の…

通勤こみち

朝っぱらからちょっとしたトレイル。 昨夜降った雨のお蔭で、木漏れ日がいっそうキラキラ。 冷たい空気が格別においしい。 身体の中から外から、すっきりさっぱりと洗われるようだ。 これから出勤だなんて、、、誰か、ウソやと言うてくで〜。

夕焼け

味付きのような、茜色の雲。どんな味やろ?

歓芸祭・京都府庁

京都府庁が旧本館で開催する歓芸祭へ行って来た。 期間中、六斎念仏パネル展をやっています。11月1日(日)には実演もありまーす。 ぜひご来場くださいませ。 写真は旧議場。

風は秋色

鴨川の桜の葉が色づいてきた。抜けるような青空。 陽光がまぶしいが、風は冷んやりと気持ち良い。 わたくしが唯一アレルギー反応を示す金木犀の香り(花粉)も下火になってきたので、一安心。 色んな秋を楽しもう。

時代祭り 朝の行列

近年、恒例となった朝の行列。 昼からの時代祭り本番行列を前に、平安神宮でその支度をした行列が、出発地点の御所へ向けて移動する。主役は乗っていないが、そのお輿や足軽隊や戦国武士の下っ端、牛馬たちが列をつくる。 毎年、どーんどーんという太鼓の音…

「数学する身体」森田真生著

この本は10月15日に発刊されたばかりで、実を言うとわたくしも今日手にしたばかりでまだ読んでいない。だが、つい先刻まで刊行を記念しての著者ライブインタビューを聴き爆笑していたところ。本は、装丁も使われている紙やカバーの紙も至極かっこよく手触り…

園部・生身天満宮秋祭りにて奉納演奏

暑いくらいの晴天の下、園部の天神さんの秋祭りへ獅子舞と篠笛を奉納。 ここで一つ大ニュースが。境内のお手洗いが水洗になって新築されていた。今後続々と、各お社も建て替えられるらしい。楽しみですな〜。 右の写真は京都・園部間に通過する保津峡と亀岡…

女心と秋の空

ふ、と気が変わって、山姥(やまんば)然となっていた髪を切ってクルクルパーマをあてた。 身も心も頭も尻も軽くなった。よしッ。

芸の秋

この三連休は芸能漬けとなった。昨夕は上七軒の踊りの寿会を観覧。同行した母は、舞妓ちゃんの華やかな踊りを二番程観ると「性に合わへん」とつぶやき、昼間に参加していた区民運動会の疲れもあってか、眠りに落ちていた。わたくしは主にお囃子の笛の音に耳…

「先覚に聴く」

京都芸術センターの大広間で、90歳の人間国宝、お二方のお話を聴く。文楽の竹本住大夫さんとお箏の米川文子さん。「最近の弟子は、深呼吸一つようしまへんな。そんなもん学校で教せてもうてから稽古に来い、て言いまんねんけど。」など、耳の痛い話が多かっ…

夕焼けこやけ

ゆく河の流れは絶えずして しかももとの水にあらず 淀みに浮かぶうたかたは かつ消えかつ結びて 久しくとどまりたるためしなし

秋明菊

帰途にある御宅の玄関先に楚々と咲く秋明菊。 秋の花はどれも好きだが、中でもこの秋明菊は上位にくる。 あ、秋海棠も好きやなぁ。

青紅葉

通勤路の御所・母と子の森のもみじ。 朝夕はかなり涼しくなったけれど、まだまだ青い。色づき始めるのは一ヶ月後くらいかな。 それにしても、あれほど暑い〜暑い〜と悩ましかった今夏の炎暑のことは、すっかり忘れてしもた。

カワセミの引力

今朝、相国寺の池でカワセミを見た!さすが飛ぶ青い宝石と呼ばれるだけあって、光るオーラを放っていた。数年前には、鴨川でも見た。体は小さいのだが、独特の引力があって目に飛び込んでくる。カワセミ本人は池や川の魚に引かれて、今にも飛び込みそうにな…

ザクロの秘密

本満寺さんの巨大ザクロ。 子どもの頃は「ザクロは人間の肉の味がする」という、ゾッとするような噂がたっていた。大人しくて好奇心旺盛だったわたくしは、近所の中学校(後の母校)に生っているザクロに目をつけ、今は亡きサタセンセイの車のバンパーの上に…

陽が落ちるのが早くなった。 薄暗い中でも柿も順調に育っている様子。 それにしても、もう10月やなんて。冗談かと思うほど早いし。

十五夜お月さん

十四夜、十五夜、十六夜と素晴らしい月夜。 日頃のご加護にお礼を念じつつ、月光浴を。 写真は、ぜひタイトル横の★マークをクリックして御覧ください。写真ブログをお持ちの方々の秋真っ盛りの各地の様子が見せてもらえます。とても綺麗で目と情緒の保養にな…

排便奏法

月夜の美しい夜にビロウな話で申し訳ないが、とどのつまり、今の所これが笛を吹く時の身体の使い方に最も近い表現だと思う。少し前までは出産奏法と称していたのだが、これだと陣痛の痛みを我慢する方向、なぜか内側の方向へイキむ人がいるのと(事情聴取す…

膝奏法

立ちで演奏する際、緊張の余り膝をピーンとつっぱって固めたまま演奏していることが多いので、舞台に立ったらまず膝を緩めることを意識してから、吹き始めること。今日、自主稽古にみえた笛友にも試してもらったのだが、わざわざ膝を曲げたり伸ばしたりの動…

敬老の日

一年ぶりに北区のデイサービスで、ご長寿祝いに笛の演奏を。最後に獅子舞を披露すると「昔、ウチに来てはった。懐かしいわ〜」と皆さん楽しんでくださり、獅子が頭を噛むと、子どものような笑顔で喜んでくださった。わたくしも獅子囃子を吹きつつそのほころ…

鴨川の生き物

ソーセージが食べたいと思って、荒神口のドイツレストランに行ってみたら、売り切れだった。残念がりながら亀石を渡ったら、子猫の双生児が日向ぼっこしつつ昼寝していた。気持ちよさそーう。 そのまま北上し土手のベンチで笛を吹いていたら、亀が聴きに来た…

気道確保奏法

いわゆる吹きにいくと、口から顔から、おまけに頭蓋骨ごと前へ出ていることがある。吹くで〜という意気込み満々なのだが、必死過ぎて音がひじょうに暑苦しくなる。それどころかこの必死状態を長時間続けると、気道が首の途中で折れ曲がる状態なので、肺を行…

無常

刻一刻と流れゆく。

紫式部

堀川の紫式部墓所案内石板と紫式部。 そこここに、秋の草花が楚々と咲いている。 猫の額ほどの庭からも、リーリーリーと虫の声が。 今夜もこの声を聴きながら眠ろう。

居住まいを正す奏法

笛の特訓講座受講。先日受講したアレクサンダーテクニークの音楽家講座でも「吹きたくなってから吹く」という話が出たが、今日も「準備が整ってから吹き始める」という話題が出た。同類のことだ。昔から使っていたフレーズで言い換えると「居住まいを正して…

台風一過後

夕刻の南の空。秋の青空が戻る。 草むらに舞い舞いする赤トンボも一気に増えて、佃煮にできそうなほど。 のんきに過ごしていたが、テレビニュースに映る決壊した鬼怒川の流れの恐ろしいこと。 人間も人間の生活も自然の一部であることを、非常時に限って思い…

台風一過

今回の台風、京都は昼頃に暴風域に入る見込みとのニュースだったので、出勤はしたものの昼前に避難、いや帰宅すると決めて午前中のうちに事務作業を終わらせた。、、、しかし、、アレ?雨、やんでる。風、吹いてへん。これから来るんか?と思いつつ、いつも…