京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

2012-01-01から1年間の記事一覧

ピントの絞り方

ふ、とした瞬間に、唇の力みがとれた。いや、絞るポイントがみつかったというか。唇全体をただ脱力させるだけではなくて、上唇のポチの両側で上から押さえて、下唇でピントを絞っていく感じとでも説明しようか。これは手元のメモに図解しておくべきだ。迷わ…

日々之好日

非日常の時を過ごした後は、あぁ、わたしはやっぱり日常が幸せなのだ、と再認識する。非日常とは同期会しかり、旅行しかり。非日常から日常に戻ると、非日常が夢の中の出来事だったような気がする。もしくはちょっと長めの幻覚や幻想を見ていたような。あれ…

紅葉

ぼやぼやしている間に秋は深まり、通勤路及び昼休みの散歩道にある銀杏や楓類がすっかり色づいた。 建て替え中の京都会館前。素敵な建物だったのに、耐震や音響設備が古いのか建て替えることになったらしい。外観は保存するのかしら?古都なんやから、少々古…

体育会同期会のあり方

在学中より数えて5回目の体育会全クラブの同期会を、在学中からお世話になっている天寅で開催。北は富山から南は福岡まで、この混雑する時期の京都まで、皆さんよく来てくれると思う。感謝です。これを読んだ同期生には励みになる話かどうかわからないが、…

ピントが甘い

三本調子のように、管の長い笛になると、息を入れ始めてからそれが音になるまでに時間がかかる、らしい。時間がかかるといっても10分の1秒単位の話しなのだが。しかし特にわたくしの場合はそれが顕著で、フッと息を入れた段階で音が出るポイントを探す癖があ…

三本調子唄用

また一管、今度は三本調子唄用の朗童管がわたくしのところにやって来た。な、な、なんと、いぶしで総巻の上等ものである。先生曰く「音が前だけでなくて、横にも広がる」管らしい。ちゃんと吹けば、の話だが。今のところ、指穴のピッチが広くて指さえも届か…

大甲3と筒音

明日稽古なので、前回の稽古でやった「青葉の笛」を自宅で復習してみた。すると、前回はいとも簡単に出ていた大甲(一番高音)の3が、出ない。大甲2まではすんなり出るのだが、大甲3になると途端に出ない。あ〜。一旦諦めて、逆に「清水恋慕」の筒音(指穴を…

視覚からの情報

横笛会の四日市と名古屋教室の発表会を聴きに、四日市四翠庵茶室へ。さすが、江戸祭囃子の四日市地区パイオニアだけあって、より安定感とスピード感が出たカッコイイ粋な獅子舞とお囃子だった。「もどき」というひょっとこ踊りも滑稽さがよく出ていて楽しか…

手毬唄

お獅子が終わったと思ったら、次は六斎念仏が待ち受けていた。熱心で面倒見の良い笛方仲間が、稽古の時に録音した「手毬」の音声データを即行でパソコンに送信してくれた。ありがたや〜。ここまでしてもらうと覚えないわけにいかない。ええ、暗譜しますとも…

剣道五段

来週末に学生時代の体育会同期会を催すので、剣道部だった友人から電話があった。話すのは実に卒業以来20数年ぶりである。ひとしきりの挨拶後、開口一番「聞いて!わたしねぇ、去年(剣道)五段に昇段したの!」ときた!女45歳、4人の子持ちが剣道五段、て。…

耳の閉塞感治癒経過

7月初め頃から両耳に閉塞感を抱えていたのだが、暑い夏の間中はなかなか元に戻らなかった。幸い9月下旬には右耳の閉塞感は取れていたのだが、左耳にはまだ残っていたので、4ヶ月ぶりに会議で会った同年代の上司(耳鼻科の医師)に相談してみたところ「最近、…

獅子舞奉納記

十三夜の昨夜、無事白峯神宮献燈祭にて、京都横笛会の先生・仲間とともに、しの笛の演奏と寿獅子(獅子舞)を奉納することができた。無事終わってホッした〜。が、昨夜は興奮冷めやらずあまりよく眠れなかった。今日になってやっと脱力した。 それにしても夏…

10月しの笛他演奏活動案内

*当分この記事がトップにきます。最新記事は一つ下です。 以下の機会に、ぜひ、月夜に向かって伸びる竹の音色を聴きにいらしてくださいませ〜。 済み1. 京都横笛会発表会 7日(日)夕方5時〜7時頃 真宗大谷派岡崎別院本堂にて/駐車可 済み2. 園部・生身…

病み上がりの快感

病み上がりはまさしく泥のように眠れるので、心身とも快感度がアップする。一方、風邪引きの最中は、眠ろうにも眠れない。横になって身体を休めようとはするが、ぐっすり眠り込むことができない。特に発熱中は、脳内だけが妙に活性化していて、同じ映像(夢…

風邪の効用

風邪については、野口晴哉著「風邪の効用」を愛読、たいへん納得しており、また著書内にある風邪の経過をよくする方法を実行し、効果を得ている。今回の筋肉疲労系の風邪の誘引は、気候柄「冷え」と「乾燥」とみているので、以下の方法をやってみた。西洋薬…

深まる秋

一昨日夜半からの嵐とともに、一気に秋が深まった感じ。ちょっと油断して風呂上りにパジャマのままで本を読んでいたら、ゾクゾク〜っと風邪が身体に入りこんだのがわかった。ヤバイ、と慌てて布団に入ったが時既に遅く、昨日丸一日と今日の夕方まで、寝込ん…

音楽部、11/23祝活動案内

来月は、11月23日(祝)午後に上賀茂にあるデイサービスセンターにて、ボランティアで演奏をします。 しの笛以外の楽器の参加もオーケイです。毎回演奏する曲は、最初に「ふるさと」と最後に「蛍の光」。他は季節感のある唱歌などを2,3曲。今回でいうと「紅葉」「旅…

時代祭

事務所のマイデスク脇の窓から撮影。今年から、準備中の行列を朝の行列と呼ぶことにしたらしい。本番の行列は、御所を12時出発でーす。

園部・生身天満宮秋祭り奉納演奏記

清清しい秋晴れの下、緑に囲まれた境内の神楽殿で吹かせていただきました。鳥のさえずりや水の流れる音、竹林のざわめきなどに包まれて竹(笛)に息を吹き込むことで、自分の身体も自然の一部であることを実感しました。気持ちよかった〜。有り難き幸せ。 お…

褒め合いっこ

秋晴れの中、明日の奉納演奏メンバーの一人と1時間だけ二重奏の稽古。最終的には「わたしたちって、稽古を始めた当初に比べたらうまくなったよなぁ〜」とお互いに褒め合って、明日への原動力とした。明日も秋晴れの、良い祭り日和になりそう。

青葉の笛

昨夜の稽古では「青葉の笛」を吹いた。今流行り?の源平合戦を歌った♪一の谷の戦敗れ 討たれし平家の公達あはれ 暁寒き須磨の嵐に 聞こえしはこれか 青葉の笛♪である。ところで最近わたくしは祭囃子などをピーヒャラ吹いて、音をなるべく遠くへ飛ばす練習を…

秋雨

久しぶりの雨。雨の中でも木犀は例の香りを濃々と放っている。好きな人にとっても、避けたい人にとっても、参考までに近隣の木犀が生えている場所をメモる。 相国寺東門付近、今出川橋西詰め南、荒神橋上流西側(ここには、銀木犀もあり)、冷泉通り疎水道、…

木犀

今月頭から香りを感じてはいた、金木犀。最近になって花もどんどん咲いてきて、木犀アレルギー持ちのわたくしとしては、悩ましい。散歩コースや通勤路にある木犀の場所はだいたい把握していて、極力そこは通らないようにしているのだが、風向きはどうにもコ…

膨満感

試しに土日で糖質摂取の割合を増やしてみたら、なかなかきっぱりと辞められなくなった挙げ句、膨満感がしてやたら眠い。覚醒したくてまた糖質を摂ると負のスパイラルに陥りそうなので、やーめた。

糖質麻薬

糖質制限をしていると豪語したが、今日の夕食は、なんと栗ご飯で、一口だけと思って食べたら、、、うお〜美味しい〜!もうどうにもとまらない〜。やはり糖質はある意味、麻薬だ。

体調管理本

二冊とも題名に「ダイエット」とあるのでなんだかキャッチーな印象があるが、ここで紹介されている「糖質制限(食)」を、元々細身ゆえ痩せる必要の無いわたくしが人体実験してみたところ、ダイエットのみならず中年期の体調管理にもおおいに効果ありだと体…

圧力・・・

日曜に演奏した寿獅子(獅子舞とお囃子)を録画したDVDが、早くも届いた。先生からのメモ書き「これを見て、練習にお役立てください」から、丁寧だが中程度の圧力を感じる。仕方ないので見てみると、全然必要ないところで「チ〜ン」とわたくしの鉦の音だけが…

お浄土へ

先日来、遠方に住む遠縁の人間と近所に住む12歳の犬が相次いでお浄土に還って逝った。両者とも長患いせず、苦しまずに逝ったそうだ。仲良くしてくれてありがとう。ありがとうね。

ノーベル賞

ips細胞の山中先生がノーベル賞を受賞された。おめでとうございます!こうなると益々、数年前に事務所の近所の横断歩道で、自転車に乗った山中先生とすれ違った時に握手してもらわなかったことが悔やまれる。ips細胞研究所とウチの事務所は規模も予算も全然…

夜の篠笛発表会

夜の発表会、無事終了〜。今回は出演者全員がとても落ち着いて演奏できた。わたくしもアガらずに、演奏しながら、このお客さん裸足やわ、などと客席を見渡す余裕さえもあった。この力が出たのは、場の力だと思う。お寺の本堂で、ご本尊の真ん前、つまりご本…