京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

2012-01-01から1年間の記事一覧

ワイルドじゃなくなったぜぃ2

あぁ、わたくしから野生の勘が失われてしまった、と自信を失った点はまだある。暴風雨の勢いにものすごく恐怖を感じたことと、実際風の中を歩けなかったことである。 思い返せば現役の山ガールだった頃にも、山中の幕営地(テントを張って寝る所)に着いてか…

ワイルドじゃなくなったぜぃ1

今回、海水浴に行った旅先で台風とかち遭ってしまったことで、わたくしは自分の判断力と決断力と実行力に対する自信を喪失した。いや今まで自分を買い被っていただけか。これまでのワイルドな直感が冴えたわたくしなら、台風接近を知った時点で、前日といえ…

本場の台風を経験して

今回、本場の台風を初体験して、今まで京都で遭っていた台風はへぇ(神さんの屁?)でしかなかったことを痛感した。宮古島通過のピークは夜中だった。いちびってオーシャンビューの10階の部屋に寝泊りしていたのが仇となって、窓にぶち当たる雨風、海風のど…

夏期休暇

遅めの夏期休暇を取得し、宮古島で台風17号と待ち合わせをして数日間を共に過ごし、途中、福岡か岡山辺りでまいてやろうかと策を練ったが、そうもいかず、渋々一緒に関空まで戻る。ヤツは関空でゴテた挙句、一人で関東方面へ。わたくしは手こずりはしたが、…

上がる〜

月明かりがまぶしいほど。 お江戸のお囃子の稽古で、先生夫妻が太鼓と笛を、わたくしが鉦を担当して演奏させてもらった。いやもう、さすが、通り神楽の太鼓から、みぞおちに響く、響く。うわー、酔いそうと思いながらも鉦を演り始めたら、最初の屋台頭からカ…

唇の形

どうも、わたくしの唇の場合は左右に引かずに、むしろ唇を普通に結んで少し突き出すくらいにしてから、下唇に唄口をしっかりめり込ませる方が良さそうだ。その方が上唇のポチ付近の力が抜け易い。近所迷惑顧みず、「御輿四丁目」(お囃子調)の出だしの部分…

福々しい音

どうしても唇の力みがとれない。テンポを上げようとか大きな音を響かせようと意気込むと、ついつい力が入ってしまう。すると意に反して薄っぺらくて固い音しか出ないので、余計に悪あがきしているうちに曲が終わってしまう、この悪循環。もっと竹の、素直で…

サザエさんヘア

朝起きると、頭はふわふわでもない、クルクルでもない、なんとも形容しがたい状態になっていた。普通はこの状態にカーラーを巻いたり、ヘアクリームみたいなものをつけたりして手を入れるのだろうが、わたくしにそんなことをする甲斐性も技術もない。仕方が…

ふわふわか、クルクルか

久々に髪の毛にパーマをあてる。ヤマダ美容師との会話。 こみち「パーマあててください」 美容師「ふわふわにしますか?それとも、クルクルで?」 こみち「ヤマダさんのその頭は、ふわふわ?それともクルクル?」 美容師「これは、ふわふわ、です」 こみち「…

心の声

会議のため、東京・品川のクラシックなホテルのエレベーターに乗り込んだら、扉を開けてくれたボーイさんが「2階に着きましたら、後ろの扉が開きますので、、、」と説明してくれた。前後両開きのエレベーターになんか、これまで乗ったことがなかったので、…

ゆっくり長く

一意見によると、四番まで(長く)吹いたから、途中疲れてきて、上半身の力みが良い感じに抜けたのでは?とのことである。それは一理ある。短くテンポの速い曲は、焦っている間に終わってしまうし、焦ると余計早く終わりたくなって、余計焦って演奏してしま…

緊張感

それにしても昨日のデイサービスでは、我ながら落ち着いて緊張せずに演奏できた。こうなってくると、どのような状況下においても、この調子を出すにはどうしたらよいのか、が気になるところ。まず、どのような場合に緊張するのか、逆に緊張しないのかをメモ…

音楽部、10/13(土)活動案内

ご長寿を祝して、デイサービスで演奏させていただいた。お聞きするところによると、参加者のほとんどの方が90歳代。しかしその歌声、パワーには圧倒される。あやかろうと思い握手をしに行くと「あなた、若いんやからまだまだガンバリなさい!わたしは95よ。…

輸気

輸気(ゆき)を中心に、野口整体のワークショップへ。あらためて人間のもっているエネルギーって凄いなと思った。それこそ、大地から湧き出る温泉のようなパワーを内に秘めている。単純なことだが、人の手って温かい。

風の彩り 二管の綾

京都の篠笛奏者の森さんと佐渡島の太鼓集団・鼓童の笛奏者、山口さんの二管での夜のライブへ。まず、会場である無名舎という町家の座敷の雰囲気が抜群で、坪庭から聞こえてくるコオロギの虫時雨との合奏がこれまた最高だった。曲は勢いのある曲調が多く、ノ…

暗譜の方法2

問題は、メロディを全く知らない、今までに聞いた事がない曲の暗譜である。これは、暗譜の方法1の前にまず、CDを繰り返し聴いて、メロディを鼻歌もしくは唱歌があるなら唱歌を歌えるようにするという作業を加える。幸い今の時代は録音再生機があるので、唱歌…

暗譜の方法1

還暦チームの笛友から「暗譜って、どうやってするの?」という質問を受けたので、僭越ながらわたくしの秘儀を記す。 まず、唱歌や童謡など何も見なくても歌える曲や、歌詞は覚えていなくても、メロディは鼻歌ででも口ずさめる曲は、もう既に暗譜できているも…

京都横笛会発表会ご案内

夏以降、毎日稽古に励んできた「寿獅子」を人前で演奏するのは、まずは、稽古場の発表会である。意外にもお獅子のしぐさが可愛いので、どうぞ観にいらしてください。京都初の、夜の会です。 記 ▲10月7日(日)17時頃開演 ▲真宗大谷派 岡崎別院 本堂(丸…

調和

獅子舞いのお囃子の稽古が俄然、面白くなってきた。それぞれのパートの暗譜ができたので、次はお互いの音を聞いて、合わせ合う余裕が少し出てきた。当然、西洋ものとは違い、指揮者なるものが居ないので、その都度、舞い手や囃子方が所作やメロディで合図を…

梨効果

久々にビロウな話だが、梨は、マイ腸に大変効く。質量ともに、腸快調または超快腸である。幸せ。

自信

夕方、わたくしはやはり何かに守られているという自信を益々深めた。終業後、所用があって、荷物を抱えて40分間ほどバスに乗った。するとそのバスに乗っている間に、みるみるうちに黒い雨雲が立ち込め、稲光、そして夕立ちがざんざん降りとなり、そしてスー…

お猿の太鼓

笛、鉦、太鼓、舞いを合わせるために、それぞれを一通りできるようになる必要がある。今日は、太鼓をたたいてみた。わたくしがたたくと、まるで、ゼンマイじかけで動く、おもちゃのお猿にそっくり。身体が左右に揺れ、たたき終わったら万歳して、目をむいて…

ちんどん屋はん!?

笛鉦太鼓全て揃って、お江戸の獅子舞お囃子の稽古をしていたら、離れた所で聴いていた母が「なんや、なんや、ちんどん屋はん始める気ぃか」と感想を述べた。これやから京都のお嬢婆(おじょうさんばばあ略しておじょばば)はイケズと言われるのだ。まぁわた…

畑部、活動報告

9月に入り、朝にはツクツクボーシの鳴き声を聞くも、日中の暑さいっこうに冷めやらず。 畑の作物は、顧問先生のお世話のお蔭さまで、大きく育っていました〜。葉っぱものも元気にふさふさ〜。ゆうに一食分のサラダになりそう。 オクラと伏見とうがらしも鈴な…

雷嫌いな犬

最近夕方に、柴犬のゴン太さん(5才)と散歩に出たは良いが、5メートルも歩かないうちに、スイーっと引き返すことが続いた。これはほんまは行きとないけど一応お愛想で出かけてやっぱり気が変わったというわけではなく、雷、である。ゴン太は雷がコワイのだ…

芝居をうつ犬

最近、昼日中に、柴犬のゴン太さん(5才)を散歩に誘おうと顔を見に行くと、それまで扇風機にあたって涼しい顔で伏せをしていたくせに、わたくしの顔を見るやいなや、喜ぶどころか、急に舌を出してハァハァとしんどそうにしてみせて、立ち上がろうともしない…

ジャンケン

もう何年も前から、ジャンケンをする前に「最初はグー」というフレーズとアクションを付けることになっているようで、久しぶりにジャンケンをする必要があると、相手とのタイミングが合わずにたいそう困る。なんせ「最初はグー」からして、その高速ぶりに付…

笛の長所

昨日は古紙回収を出した以外は家から一歩も出ず、疲労回復に努めた。そして復活し、今日はまたお江戸のお囃子の稽古へ。ほんまによぅやるわ、今更何屋になる気ぃや、と自分でも思う。それにしても、笛を始めて3年半ほど経つが、先生に褒められる点は始めた当…

睡眠不足

連夜のお囃子の興奮冷めやらず、なかなか睡眠不足が解消されない。眠たい。おまけに隣の工事現場のクレーン車が、朝7時前からグオーングオーンとうなりをあげて稼動し、車を誘導するホイッスルをピリピリ鳴らすもんやから、窓を開けている今は特にうるそーて…

暴れ房

六斎念仏三公演とも終了。振り返ってみるに、一本目の御霊さんでの祗園囃子の鉦は、あまりにディスコ調過ぎた。ディスコ調で叩くと、音色に反映するのは当然だが、それが視覚的に判るのは、撞木(しゅもく/鉦をたたくばち)に下っている房(ふさ)の動き具合…