京都こみち日記

こみちを歩く こみちに迷う 日々のこと

2013-01-01から1年間の記事一覧

『神様が殺してくれる』

工学博士の森博嗣著。この小説の内容はさておき。 「神さんが守ってくれる」と「神様が殺してくれる」は同義文だと考えたことが、いや、実際に経験したことが、ある。

神さんが守ってくれる

台風18号が通過して、今(朝)、京都や東海方面にも数十年に一度しかないレベルの特別警報(直ちに命を守る行動をしてくださいとのアナウンス)や避難指示が出ている。桂川が氾濫している映像もテレビで流れている。飛行機や新幹線も相次いで欠航、高速道路…

しの笛演奏案内

♪村の鎮守の神さまの 今日はめでたいお祭り日 どんどんひゃららどんひゃらら〜 朝から聴こえる笛、太鼓〜♪ 10月20日(日)午後 園部・生身天満宮秋祭りにて奉納演奏をさせていただきます。 園部駅から徒歩約15分。秋空の下、散歩がてらぜひおでかけくだ…

狐と大黒さん

10数演目ある六斎念仏の曲のうち、今年は2.5曲ほど暗譜できた。猛暑の中なんとか公演も終えたと一息つく間もなく、今度はお江戸の獅子舞に出てくる狐と大黒さんの舞用の曲も暗譜せよ、と。よくもまぁ次々出てくるもんや。ものの本によると、お江戸の祭囃子は…

道案内

先日来、道を尋ねてきた人たちは、二人とも外国人で英語だった。久しぶりだったのでドギマギして、確かに覚えているはずの単語が全然出てこず、「ダウン、ダウン」だの「アンダーグラウンド」だの、連想ゲームのような道案内をしてしまった。「バーイ」と別…

『開店休業』吉本隆明・ハルノ宵子

京都では「よそはよそ、ウチはウチ」という目には見えない線引きがあるので、他所の家のことにはあまり興味がない。しかしこの本の著者の父娘は、愛読しているよしもとばななさんの日記やエッセイにも父、姉としてよく登場し、その言動や有り様がすごく興味…

初秋の候

一時は雷雨に竜巻とどうなることかと思ったが、幸いにして清清しい空が戻った。特に夕方の鴨川の空気はサラッとしていて気持ちいがった。内臓が洗われるようだ。洗われた後もカサカサに乾かず、髪も鼻毛も肌もしっとりと湿り気を保っていて瑞々しい。この幸…

畳の待合室

自分が幼児だった頃のかかりつけ医院の待合室の様子を、たまーに思い出すことがある。内科の小川医院も耳鼻科の佐田医院も、半世紀近く前の待合室は畳敷きだった。狭い部屋の周囲には固くて黒い革のソファもあるのだが、混んでいると畳に正座して自分の診察…

お好み焼きアレルギー?

過去に一度だけ、食事中に咳が出始め、しばらくしたらちょっとした呼吸困難に陥り、あわててかかりつけのお医者さんに駆け込んで点滴を受けて、かろうじて助かったことがある。その時に食べていたのはお好み焼きだったので、まさか、と思ったが、どうやら調…

ずいきパワー

おかずのずいきの酢ゴマ和えを口に入れ、2,3回噛んだら、ヴワ゛〜口の中がビリビリ〜シビレル〜イタイ〜。あわてて吐き出してうがいした。しかしすぐには治まらずに腫れぼったく、一時は耳の奥も少々痒い感じがあった。どうやら灰汁(あく)抜きが不十分だ…

養生デイズ

今日から9月か。早いな。今夏はさすがのわたくしも夏バテ気味なことに気づき、来たる今秋の諸々の用事に備えて、この休日は心身ともに養生に当てた。伸び伸びしてぶらぶらしてピーピーしてワクワクしてへなへなした。あとはグーグー寝て生まれかわるぞ。

温熱拒否

少しは秋の気配を感じるが、今夏の連日の高温責めで体内にこもった熱が抜けてくれない感じ。なるべくパソコンやテレビや車やアスファルトなど熱を発しているものに近寄りたくなーいー。

よだれの処理

長めの曲を吹いている途中、唄口によだれが垂れてきたり、口の中に唾がたまってきた場合はどうすればよいのか。上手い具合に間がとれれば、そこでゴクと飲み込んだりもできるのだが、アセるとむせる。先日の稽古では一音を伸ばして吹いている最中、中途半端…

百面相奏法

しの笛では、同じ指の押さえ方で2オクターブ上の音を出すのだが、これがなかなか難しい。主に息圧と風門(息の通る穴)の形を変化させているようなのだが、実は自分でもどうやって出しているのか、さっぱり説明がつかない。一旦頭でどうやっているのかを考…

嵯峨野六斎念仏

勢いに乗って、昨夜は嵯峨野保存会の六斎念仏を観に阿弥陀寺へ。他の保存会の公演を観るのは初めてだが、小山郷とは全然雰囲気もメロディもリズムも違っていて驚いた。演目名が同じでメロディやリズムが似通っている部分がある演目は、四つ太鼓と獅子だけだ…

夏の終わり

ふぅ。奉納公演が終わった。ぜひ、フェイスブックで写真と動画を見てください。 フェイスブック:重要無形民俗文化財 小山郷六斎念仏保存会 3回目でやっと浴衣も着慣れて、演奏のペース配分もつかみかけたような気がしたところで、終了。一夜明けた今日は、…

小山郷六斎念仏 奉納演奏案内

*当分の間、この記事が一番上に出ます。最新記事は、一つ下です。 地域のお盆行事、小山郷六斎念仏の奉納が下記の日程で行われます。夜の神社や寺の闇の中に浮かぶ神楽殿での太鼓の演舞は、まるで異次元の世界です。夕涼みがてら、ぜひいらしてください。開…

『精神科養生のコツ 改訂』神田橋條治著

公演期間中、体調に異変は無く、むしろこの猛暑にも関わらず安定しているのだが、いかんせん精神が興奮しっぱなしである。特に鉦の音が耳について離れず、寝ても眠った気がしないので、この本を読んで一つ二つ養生法をやってみた。すると、職場のソファでぐ…

小山郷六斎念仏写真

今週から公演が始まっています。こちらでご覧くださいませ。 フェイスブック:重要無形民俗文化財 小山郷六斎念仏保存会 ツイッター:小山郷六斎念仏初日に観に来てくださった皆さん、有難うございます。 演奏後は興奮しているからか、眠くてもすんなり眠れ…

大文字送り火

自称ウチの庭の木々の間からちらっと見えた大文字に見えない大文字。 昨年の特等席は、今年はそこの堂守りのボスが「手すりが外れたら危ない」とか何とか言ったとかで、入れなかった。「えぇーっ、誰にも言わんとこっそり楽しみにして来たのに〜」と現場にい…

拒絶反応

暗譜するために1ヶ月半の間ほど演目の唱歌ばかりを聴いていたら、今日、突然、耳が拒絶反応を起こしたので、即行でCDを屋久島の森の音に変えた。すると眠気が襲ってきて15分間程ぐーっと眠り、起きてから演目の曲を吹いてみると、暗譜で結構吹けた。やはり身…

タスキがけ

1年ぶりに浴衣を着たら、一番簡単な貝の口という型の帯の結び方をすっかり忘れていた。あわててパソコンで動画を見ながら結んで、なんとか集合時間に間に合った。というわけで、仕事以外でパソコンの利便性を実感してよかったのだが、浴衣の上にする赤いタス…

冷房病

体調は別にいつもと変わりないのだが、連日気温が体温を超えるので、大事をとって昼間の外出は避け、冷房の入っている部屋でじっとしていたら、夕方にはお腹がしくしく痛くなってきた〜。慌てて身体の各所を触ってみると、チベタイチベタイ〜。これは明らか…

音楽部、9月14日(土),16日(祝)活動案内

9月14日(土)と16日(祝)午後に紫野と上賀茂のデイサービスセンターにて、敬老のしの笛演奏をします。獅子舞も演ります。しの笛以外の楽器の参加も歓迎です。歌や踊りや手拍子だけでも大歓迎。参加希望者はこみちまでご連絡ください。

立秋?

8月に入り、鴨川には赤とんぼの大群が佃煮にできそうなほど飛び始め、朝な夕なにはカナカナ蝉やツクツクボーシの声を聴いて、暦の上での秋に納得していたのも束の間。今日は気温38℃の酷暑。道理で外に出てもサウナに入ったかのように感じたはずだ。思わずノ…

足上げ練習法

昨日の稽古で、昔クラブのトレーニングでよくやった、いわゆる足上げをしながら吹くという練習方法を習った。要はちょっとした腹筋運動をしながら吹くのである。これが見事にわたくしの身体にフィットし、吹きながら笑っちゃうくらいに楽で自然に演奏できる…

やれば、できる。

たまにのぞく洋服屋さんで、数年ぶりに会議用の上下を買った。上のジャケットは濃紺で下のスカートはピンクベージュ系。分厚い目の麻素材。もちろんセールである。先にジャケットを気にいって、ついでに「このジャケットに合うスカートはないですか」と店員…

読経

久しぶりに施餓鬼の法要へ。総勢6名のお坊さん達のナマ声での読経を聴いて、やっぱり音楽はライブが好きやとしみじみ思った。しかしライブなだけに、それぞれの音や声の響きの度合いがはっきりと体感されて、つまり上手下手がばっちり体感として判って、シビ…

「祈り」@京都市考古資料館

古代の土器と土つながりで選定されたとのことで、オカリナのライブを聴きに考古資料館へ。館長さんのトーク(館長曰く、人手不足で司会も兼務)もオカリナの演奏も素朴で手作り感満載で、暖炉があって古い洋館の内装がそのまま使われている会場の雰囲気もあ…

100万円

知人と「100万円を何に使うか」について、別に実際使える訳ではないが、とりあえず話し合った。わたくしの頭にすぐに浮かんだのは、稽古事(野口整体やアレクサンダーテクニークやストレッチ体操を習ったり、笛関係)に使う、ということだった。一方、話し相手は保険屋さんだ…